
2018年7月号 藤井誠の読むレッスン "球筋は左手で探せ!" 連載第30回目
たくさん芯を食う、楽しいゴルフ 還暦を目前にして、今、ゴルフが楽しくてしかたない。その理由は20数年前にアメリカで学んだスイングの奥義がやっと分かり始め、成果が出せるようになってきたからだ!

クラブの芯でボールの芯をとらえた瞬間"ナイスショット!"の電流が五感を走る。両ひざを外に向け、左親指を空に向けながらこの快感を追い求めるスイング修業は果てしなく続くのだ

2018年8月号 藤井誠の読むレッスン "球筋は左手で探せ!" 連載第31回目
ゴルフはコースから学ぶもの ゴルフ発祥の地とされるスコットランドや、競技ゴルフを発展させたアメリカの名コースでプレーすると、ゴルファーの力量はコースに育てられるものだということがよく分かる。コースとどう向き合い、コースから何を学ぶか?そこに、より深くゴルフを理解するための重要なヒントがあるように思う

球聖ボビー・ジョーンズが言うとおり、ゴルフは"Uncle PAR"との戦いである。優しい顔をしたパーおじさんは、コースのどこかにいつも必ずいる。パーおじさんを見つけ、パーおじさんにうまくボールをパスする方法を見いだすこと。それだけに集中するとスコアはおのずとまとまってくる

2018年9月号 藤井誠の読むレッスン "球筋は左手で探せ!" 連載第32回目
子どもから教えられること、子どもに教え続けること 子どもはみんなゴルフの天才だ。教え子たちは勝手にどんどんうまくなっていく。しかし、ゴルフは人生のようなもの。本当にいいゴルファーになれるかどうかは、スコアで師匠を追い越したあたりからの第二成長期にかかっている

成長する子どもたちから教えられることは少なくない。しかし、たとえスコアや飛距離で追い越されても、大人には子どもに教えなければならないことがたくさんある

2018年10月号 藤井誠の読むレッスン "球筋は左手で探せ!" 連載第33回目
還暦目前のスイング改造 今、還暦を目前にしてスイング改造に挑んでいる。最新のクラブに合わせた"今風"のシャローアタックで飛距離を伸ばし、方向性を安定させるもくろみだ。この歳でなお進化を実感できるからゴルフは楽しい!

アイアンの方向性、縦距離をコントロールするときはスピンをかけたくなる。往年のショットメーカーは、スピンコントロール名人だったと思う。しかし最近のクラブは、たとえアイアンでも強いスピンを必要としないように進化している。進化するクラブの特性に合わせて、ゴルファーはスイングも進化させるべきなのだ

2018年11月号 藤井誠の読むレッスン "球筋は左手で探せ!" 連載第34回目
転ばぬ先のバランス感覚 レッスン中はできたのに、プライベートでラウンドするとうまくいかない、という話をよく聞く。そこで今回は、習ったことを自己練習で完全マスターするためのポイントを紹介しよう!

ゴルファーとして成長するにはバランス感覚が必要なのだ

2018年12月号 藤井誠の読むレッスン "球筋は左手で探せ!" 連載第35回目
俺もフレッド・カプルスになりたい! セットアップが大切なことなど分かっているつもりだった。ところが、先輩プロのアドバイスから新たな発見を得ることに。究極の自然体"カプルス"スイングの奥義を極める特訓が始まる!

とにかく自然に立つことが重要だ。"カプルススイング"の棒立ちアドレスの奥義をつかみ、免許皆伝を目指す!